2011/01/20

部屋と穴と私・・その後・・・




そういえば、去年の冬はまれに見る厳冬だったことに加え、
この家の隙間風と
おんぼろヒーティングとの闘いの連続で。

特筆すべきは、なんとヒーティングをOFFにしても月150ドルかかるという
超常現象に直面(笑)一日つけた日にはもう払えないのは明白で。
結局ヒーティングをつけないという勇断でしのぐ日々・・・
寒さのあまり涙が出るなんて、生まれて初めて知りました(笑)

このトラウマで今年は夏の終わり頃から、冬を考えるあまり鬱気味に。

それがそれが・・・

去年流した涙はようやく報われたわよ!!!!

まず、セントラルヒーティング。
去年まではメンテのおっちゃんがファーネスの種火をつけに来てたけど、
今年からちゃんとした専門業者が来ることに。
そして、このときぞばかり困窮具合を訴えた結果・・・

勝訴!!ファーネス&配管取替え!

お見事です。ほぼ新品のセントラルヒーティングと同じことだからねぇ~。

工事を終えて最初の第一風の強いことに感動・・・
これまでどれだけすっかすかの配管だったんだ・・・
おそらく業者も同情したくなるほど前のヒーティングが古すぎたんだろうけどね(笑)
ようやく今年は人並みにセントラルヒーティングの恩恵にあずかってます。

次に穴(笑)
これは至極簡単だった。
窓を開けて挟んだだけだったエアコンをとっぱらって、閉めて終了・・・
はっは、やっつけ仕事万歳!

後は隙間風。

でっか~い家の多いここでは、Energy Cost Savingに関する
ありとあらゆるグッズが売られている。
手軽なものから、え!?自分でやっちゃうの?的な本格的なものまで。
最初にびっくりしたのは、日本じゃ建築現場でしか見ないような断熱材が、
ホームセーターで普通にロールでゴロゴロ売られてる(笑)
自分で買って屋根裏の床に敷き詰めるそうな。
こちらのDIY先進国具合には毎回驚かされるわー。

というわけで、わてらの家もがんばりました。
まずは、Window Insulator Kit と呼ばれるものを導入。






原理は凄く簡単で、大きなビニールのシートを窓全体に貼り付けて、
ドライヤーで縮ませて、密封することで窓からのすきま風をシャットアウト!

これは去年はじめて使ってみて、その効果にびっくり!
窓からの風がこなくなり、一気に室内の温度が変化するほど。
なので今年は家のすべての窓に導入することに。

トータル
7枚とドア2面。
B型のごん兵衛には全然向かない作業のため、
A型のもり八が作業の9割を二日がかりで完遂。
終わる頃には気分はもう、Window Insulator職人。
はっは。
この作業結構好きです。















出来上がりはこんな感じ。左)リビングの窓 右)バルコニーに通じるドアもドア枠ごと密封。





そして、Window Insulatorに加え、今年はCaulking(コーキング)に挑戦。



日本だと水周りやタイルの目地補修でおなじみのもの。
チューブみたいなのに入ってるシリコンのペーストを、
専用ガン(コーキングガン)を使って目地に塗って、乾かすとシーリングになるやつ。
こちらではドア枠・窓枠にも自分でちゃっちゃとやるみたいで・・・

ということでコーキングガンも購入し、いざ!

えーと、今回はA型のもり八では思い切りが足りないため、
B型のごん兵衛がコーキングでは大活躍。

おおざっぱというべきか、大胆というべきか。
手際よく、はみ出しも気にせず、どんどん塗りまくるごん兵衛。
買った4本のチューブをすべて使いきり、完成!

な、なんと、コーキングした直後にバスルームの温度に劇的変化が!
窓枠加え、壁と床の隙間、トイレの配管の隙間にもぬりたくったおかげで、
底冷えしなくなった・・・。
こ、これは・・・すごい!!!

このコーキングの助っ人力は絶大。
今年はずいぶんと家の密封度が高まったはず。

まぁそんなこんなで、今年は本格的な冬が来る前に完全装備で備えたものの・・・


暖冬(苦笑)

それでも去年と比べると雲泥の差で住みやすくなりました。
去年は涙まで流したはずが、今となっては愛着がわくほどに・・・

あ、ちなみに一番上の写真のタイトルは”A Friendly man with Caulking Gun"。

おいおい、全くフレンドリーに見えやしないじゃないかっ!
と思ってよく見ると・・・射的用パネルの通販の画像だった(笑)
どうりで・・・



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